徳和衡上海オフィス日本業務チームの呉強弁護士が上海某日資電子製品メーカーの依頼を受け、社内不正調査を行い、良好な効果を取った
2024年9月、上海某日資電子製品メーカーの東京に所在する世界著名500社の親会社のコンプライアンス部が現地企業の従業員の実名による不正行為の通報を受けました。親会社は当該不正行為の通報を非常に重視し、現地企業のコンプライアンス責任者に徹底的に調査することを指示しました。呉強弁護士が現地企業の依頼を受けて、市場監督管理局における会社ファイル、派出所における調査対象者の戸籍、社内関係者へのヒアリング等一連の綿密な調査を通じて、総務担当者が2年間にわたって父親の設立した会社と事務用品の調達を行い、競業禁止の就業規則の規定に厳重に違反することを明らかにしました。6か月ぐらい調査した結果、不正行為を行った従業員に懲戒解雇の処分を与え、会社コンプライアンス意識の強化に比較的に良い効果を取りました。