双方は、中国企業の海外進出に伴う法律実務ニーズを中心に、越境紛争解決の手法や効果、国際仲裁における準拠法の適用、仲裁判断の承認・執行、公表された仲裁法改正の要点などについて専門的な意見交換を行いました。また、それぞれの強みや専門性をいかに発揮して、多様な形態でのプロモーションや協力を展開するかについても、幅広くかつ深い議論を交わしました。
さらに、東南アジア(シンガポール、マレーシア、インドネシアなど)や日本といった重点国・地域において、業務分野が高度に重なり合うと同時に補完関係にもあり、マーケティング戦略や業務遂行の過程で資源を共有することにより、相乗効果を発揮し相互に支援できるとの認識で一致しました。今後、双方は相互理解と信頼を一層深め、各種の専門交流活動を共同で開催し、協力基盤を強化するとともに、最終的に協力によるウィンウィンと協調的な発展を実現していくことで合意に至りました。
徳和衡上海オフィス高級聯席パートナーであり、徳和衡日本業務部執行主任を務める呉強弁護士も本交流活動に参加しました。